ホスファチジルセリンはいつ発見された?

ホスファチジルセリンは、1941年にアメリカの生化学者フォルシュが牛の脳から発見しました。

脳に特に多く存在するリン脂質で、最初から脳機能に影響を与えるのでは?と考えられていました。

その後、ホスファチジルセリンは様々な研究が行われ、1970代には脳内のグルコース(ブドウ糖)濃度を上昇させる働きがあることが明らかになり、1980年代には動物実験により記憶障害を回復する効果が見られたのです。

そして1986年には牛の脳から抽出したホスファチジルセリンの経口投与が試みられました。

ホスファチジルセリンの経口投与は認知症を改善することがわかり、脳の機能を改善する成分として注目されています。

ホスファチジルセリンは、主に欧米で研究され、現在までで約3000件もの論文があるのではないかと言われています。

発見当初はウシの脳から抽出されたホスファチジルセリンが使用されていましたが、脳1個から得られるホスファチジルセリンは1g程度にしかならず、BSEのリスクもあるので、現在は大豆から抽出されたものを、コドミンのようなサプリメントなどで服用するのが一般的です。