多動性障害は薬で治療することができるのでしょうか?

子供用の多動性障害を治療する薬について調べてみました。

多動性障害で使われる薬2種

多動性障害の治療で使われる主な薬は次の2種類がです。

ストラテラ(アトモキセチン)

ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(NRI)です。

日本でADHDに効果効能があるとして承認されている薬のひとつで、効き目が出るまで約1ヶ月かかりますが、24時間効果が持続します。

副作用としては食欲不振があると言われています。

コンサータ(メチルフェニデート)

中枢神経を刺激して、脳内の神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンの調節をする薬です。

飲んで2時間後ぐらいから効果を感じることができ、効き目は12時間程度持続します。

副作用としては、頭痛・寝つきが悪くなる・食欲不振などがあると言われています。

しかし服用を続けて薬に慣れてくると、副作用が軽減することもあるそうです。

ストラテラとはどんな薬?

ストラテラは不注意、多動性、衝動性といったADHDの症状を改善するために処方される薬です。

現在ADHDの治療に承認されている薬は、ストラテラとコンサータの2つです。

どちらの薬も医師から処方箋が必要で、薬局などで自分で買うことはできません。

ストラテラは2003年にアメリカで発売開始されてから世界中で使用されています。

日本では2009年に18歳未満の子どもに承認されました。

さらに、2012年には18歳以上の成人にも使用が認められました。

ただ、6歳未満の子どもへの安全性と有効性は確認されていません。

また、ストラテラは薬物依存に関係する中枢神経系には作用しないために、薬への依存性は低いといわれています。

ストラテラの用法

ストラテラは飲み薬で、現在カプセルと液体薬剤のどちらかが処方されます。カプセルは5mg・10mg・25mg・40mgの4種類あり、医師が処方した用量になるように組み合わせることができます。

カプセル内の物質は刺激物のためカプセルを分解することは厳禁です。

まだカプセルが飲めない子どもや、カプセルが飲みづらい人には、内用液を選べるようになっています。

ストラテラの効果が出るまでの期間

ストラテラは薬ですが、即効性には欠けています。

毎日飲み続けることで効果があらわれる薬です。

だいたい2週間で不注意、多動性、衝動性の改善がみられるようになり、安定した効果が得られるまでには6~8週間かかると考えられています。

なお、薬の効果があらわれれば、その効果は途切れることなく終日にわたって続くといわれています。

ストラテラの副作用

多動性障害改善に効果がある一方、ストラテラには副作用があることも分かっています。

重大な副作用として、肝機能障害・黄疸・肝不全・アナフィラキシーが報告されています。

  • 肝機能障害:からだがだるい、吐き気、嘔吐、食欲不振、かゆみ
  • 黄疸:白目が黄色くなる、皮膚が黄色くなる、尿が褐色にな る
  • 肝不全:吐き気、嘔吐、食欲不振、羽ばたくような手のふるえ
  • アナフィラキシー:からだがだるい、ふらつき、意識の低下、考えがまとまらない

子どもを対象に行われたストラテラの安全性を確かめる試験では、頭痛(22.3%)、食欲減退(食欲がなくなる)(18.3%)、傾眠(眠気でうとうとしてしまう)(14.0%)、腹痛(12.2%)、悪心(吐き気)(9.7%)の副作用が報告されています。

ストラテラの値段

ストラテラの薬価は厚生労働省が定めており、決定した薬価に基づいて医療機関で診療報酬が計算されます。

子どもの場合は医療費助成をしている自治体も多くあるので、お住まいの地域の自治体のホームページなどで確認してみましょう。

  • ストラテラカプセル  5mg1カプセル : 272.50円
  • ストラテラカプセル 10mg1カプセル : 324.70円
  • ストラテラカプセル 25mg1カプセル : 409.50円
  • ストラテラカプセル 40mg1カプセル : 461.20円
  • ストラテラ内用液 0.4%1mL : 209.20円

コンサータ薬とは

コンサータ錠は、メチルフェニデート塩酸塩を主成分とする薬で、脳の中枢神経に作用する「中枢神経刺激薬」の一種です。

コンサータはお医者さんの処方箋が必要な薬なので、薬局やネットで購入することはできません。

コンサータの作用のしくみ

ADHDのある人の脳内では、ドーパミン等の働き方が弱く神経伝達がスムーズに行われていないと言われています。

コンサータは、脳内の神経細胞の間で情報を伝える役割を果たしている神経伝達物質ドーパミンやノルアドレナリンを活性化て、神経伝達をスムーズにすることで、ADHD(多動性障害含む)に効果があると言われています。

コンサータ錠には、18mg錠・27mg錠・36mg錠の3種類があり、通常初回は18mgの服用からはじめます。

用量は、医師が効果と副作用を見極めながら、時間をかけて調整していきます。

投与してからすぐに効き目が現れるため、1週間以内で効果が出てきます。

18mgで効果がなければ27mg、27mgで効果がなければ36mgと少しずつ量を増やしていきます。

コンサータの副作用

コンサータは薬なので、副作用も報告されています。具体的には次のような副作用の可能性があります。

  • 食欲低下…服用者のおよそ4割に食欲の低下がみられる
  • 不眠…服用者のおよそ2割くらいで寝付きが悪くなることがあった
  • 動悸・頻脈…服用者のおよそ2割に動悸及び頻脈を含めた心血管系の症状がみられた
  • 体重の減少、めまい、夜中に目が覚める、口渇、頭痛、うつ、腹痛、イライラ感、悪心、
  • 目の調節障害(物がだぶって見える、目のかすみ、異常なまぶしさ)、霧視、幻覚などの精神
  • 障害、躁状態(著しい気分の高揚、興奮しやすい、怒りやすい)など

多動性障害を改善するサプリメント

多動性障害は薬で症状を抑えることはできますが、我が子に副作用の心配のある薬は飲ませたくないですよね。

多動性障害を改善してくれるとママ達の間で話題になっている「コドミン」というサプリをご存知ですか?

注意力、落ち着きがなかった子供が、わずか数ヶ月で見違えるようになったという事例もあるサプリです。

コドミンの主要成分ホスファチジルセリンには、子供の脳に働きかけ、注意力、集中力を高め、多動性を改善する効果があるのです。

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